|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana) ・ 奇想 : [きそう] (n) fantastic idea ・ 奇想天外 : [きそうてんがい] 1. (adj-na,n) fantastic idea 2. bizarre ・ 想 : [そう] 【名詞】 1. conception 2. idea 3. thought ・ 天 : [てん] 【名詞】 1. heaven 2. sky ・ 天外 : [てんがい] 【名詞】 1. beyond the heavens 2. farthest regions 3. furthest regions ・ 外 : [そと, ほか, げ, がい] 【名詞】 1. other place 2. the rest
『クレージーだよ奇想天外』(-きそうてんがい)は、1966年に制作された、東宝クレージー映画唯一の谷啓単独主演作品。「作戦シリーズ」第六作。同時上映は『アルプスの若大将』〔『アルプスの若大将』は、本作監督の坪島孝と共に東宝クレージー映画を支えた、古澤憲吾が監督を務めた。星由里子は、二本立てで公開された本作と『アルプスの若大将』の両方でヒロインを演じている。また、ブルージーンズも本作と『アルプスの若大将』の両方に出演しているが、『アルプスの若大将』には寺内タケシのみ出演していない。〕。この二本立ては、興行収入8億8000万円、配給収入4億4000万円と、当時の東宝の興行新記録を樹立した(観客動員数は400万人)〔田波靖男・著『映画が夢を語れたとき』(1997年・広美出版事業部・ISBN 9784877470074)P.124〕。 主演の谷啓と同様にアメリカの喜劇映画ファンであった、脚本家の田波靖男と坪島孝監督のコンビによる作品で、SF・スラップスティック・ギャグ・社会風刺〔ただし、公開当時の劇場向けプレスシートには「この映画では社会風刺的な場面が多分にありますが、“社会風刺”という言葉は表面に出して宣伝しない方が得策と思います」という注意書きが記されており、娯楽作品に社会風刺を織り込むことを良しとしなかった、当時の東宝の姿勢が伺える。〕・そして人情喜劇とさまざまな要素を詰め込み、一連の植木等主演作とはかなり色合いの異なる作品に仕上がった。坪島監督が助監督時代から温めてきたプロットの一つである『天国から来た男』をもとにしている〔『クレージー映画大全』(1997年・フィルムアート社・ISBN 9784845997701)所収「坪島孝インタビュー」より(同書P.148)。〕。他のクレージーのメンバーも全員出演して谷を支えており、植木は主人公・M7の上司であるα星長官と、国会に紛れ込み、自ら総理大臣を名乗る男の二役を演じている。 == ストーリー == 地球より文明の発達した遊星αでは、いつまでも戦争を続ける地球人に頭を悩ませていた。落ちこぼれのM7(ミステイク・セブン)が休暇を楽しんでいると、またも地球からロケットが降ってきた。堪忍袋の緒が切れた遊星αの長官はその場に居合わせたM7に、憲法で戦争を放棄している日本へ赴いて平和活動を行うようにとの指令を出す。嫌々ながらも地球へやって来たM7は、地球人の鈴木太郎と入れ替わって任務を遂行しようとするが・・・・・・。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クレージーだよ奇想天外」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|